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格差拡大の恐るべし階級社会~資本主義⇒知識資本主義(今ココ)

2019/03/12

僕がいる(と思う)業界、印刷・広告代理業では、プリントメディアに関しては、格安通販が主流になってます。従来の製造設備を持つ印刷関連会社さんは、設備を持った事による優位性が出ないケースが出てきました。皆さんご存じでしょうけど、もうね。メチャクチャ安いですよ印刷通販!

そんな格安印刷に対応するため、印刷業界では『提案営業』みたいな事を、もう10年以上前から叫ばれてます。なので現在は、提案へとシフトする【知識競争】と、格安の値段競争を行っている【コスト競争】で、【知識競争】VS【コスト競争】みたいな感じになってます。当然、給料もかなり変わって来ます。

製造設備を持つ印刷会社の中で、提案をしている営業さんと、旧来からの営業をしている営業さんの比率は、僕の感想では、ざっくり1:9かなと思います。この比率、会社にも当てはまる気がします。提案型の印刷広告会社と従来の印刷製造会社も、1:9ぐらいかな~。社内の個人でも、営業スタイルで給料の差が出て、会社の立ち位置によって給与上限も変わるので、その差、10倍じゃ済まないかもですね。

これ営業個人の意識の問題だと提案型へ行く可能性はありますが、会社の仕組み自体が、製造業としての旧来スタイルだと、抜けだすのはかなり大変です!そもそも!提案型の知識競争の世界に、コスト競争の会社が入れるかと言うと・・・まず無理ですね。既に参入できない様に仕組みが出来てるんですよ~。コスト競争の世界では会社の存続寿命も短くなります。当然、知識競争の方が寿命は長いです。

知識社会の人材は、「自ら考え自ら動く」人達が多いですし、旧来の印刷会社は「指示どおり動く」と言うタイプに分かれます。転職は自由な世の中なので、もし広告印刷業界にいて、僕も含め思い当たる節がある人は、常に新しい事を勉強し続け、変わっていかないと駄目だと思います。朝、会社に行って、夜仕事が終わって家に帰る。だけで終わってる人いませんか?勉強して、自分に投資して、周りの付き合う人を変えなきゃと思います。少なくともサラリーマンなら転職できるので、会社の立ち位置は変えれますよね♪