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コロナ不況下!倒産しやすい業種とは?

2020/04/27

 非常事態宣言で自粛が必要な時期です。自粛はツライ!家でやることも無くなってきます。でも、全世界で20万人が亡くなってますし、命がかかっている状況なのは確かです。ここは踏ん張って自粛しましょう。
 
 さてそんな中、企業経営も自粛の影響で倒産の危機に直面している所もあると思います。今回のような外部環境の影響はレアケースですが、経済環境の変化にもろく、倒産しやすい業界があるのも確かです。それは産業構造の特徴なので、会社が悪いとは一概に言えないです。
 
 実際、倒産しやすい業種とは、ある程度の指標ですが、TKCのBASTです。要約版はだれでも下記のサイトから閲覧可能です↓
https://www.tkc.jp/tkcnf/bast/sample

 この表に、「一人あたり限界利益」や、「労働分配率」があります。一人当たり限界利益のうち、労働分配率によって、社員さんの年収が決まるのですが、この年収が低い業種は、倒産しやすいです。コロナでの影響で倒産企業が多数発生するのは、まだ先になると思いますが(元々、経営が危なかったところは、早まる)、50万、100万円くらいの年収UPは、サラリーマンの方が簡単だと思いますので、こういった指標も参考にしてみてはいかがでしょうか?

 給料が安い!っとお嘆きの方は、今一度、参考として業種別の、一人当たり限界利益とか、労働分配率を確認してはいかがでしょう?例えば、傾向としてですが「小売業」「宿泊、飲食業」「サービス業」はやはり弱い産業構造ですね。産業構造からの安月給は、個人の努力ではなかなか覆し難いと思います。