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売上確保 → 資金繰り → 人材作用の順で悩む

2020/10/15

 小規模事業主の方達が、起業して最初にぶち当たるのが、売上確保です。一般的な企業の様に定期的な業務もなく、新規獲得で単発の受注がほとんど、売上が安定しません。この『売上確保』という【第一の関門】で9割以上の起業家の人達が消えてい行きます。

 【第二の関門】が『資金繰り』ですね。売上確保に成功し業績が伸びてくると、資金繰りで苦労する事になります。経験のある起業家の人も多いのではないでしょうか、「なんで儲かってるのに、こんなに資金繰りがしんどいんだ!?」。まぁ商売の原則が、先払いの後貰い、ですから、売上が伸びれば伸びるほど、資金繰りが大変になってきます。

 【第三の関門】が『人材採用』です。ここまでくればもう、起業家にとっては贅沢な悩みですよ♪採用で悩めるようになるなんて、起業してある程度の山場を乗り切ったと言えるでしょう。実際、採用の悩みなんて成功事例が周りに腐るほどありますし、贅沢な悩みと向き合って、経営者人生を満喫しちゃいましょう。

 その、採用ですが、よく新卒を育てる余裕が無いので、中途採用で即戦力になる人を採用したい!って事業主が多いですが、そもそもね!その業界に長くいた業界経験者や作業経験者を『即戦力』っと定義づけすると、採用で失敗します!即戦力と言うのは、その仕事のやり方に向いている人の事です。この人ならうちの仕事のやり方に向いているなって思える人が即戦力です。そんな人だけに響く、攻めた採用PRを僕としてはガンガン提案してお手伝いしてきました。

 ちなみによく、「自分で考えて新しいやり方を創造し動ける人」的な、指示待ち族じゃない自らで~みたいな人材を求める経営者の方がいますよね?現実的にそんな人が多数派なら組織は崩壊します。少数派にしておきましょう。あと自発的に動く素晴らしい人を採用したいなら、そのレベルの人材を大企業はどれぐらいの給与や、福利厚生の条件でで採用しているかも、考えた方が良いかと思います。つまり、中小企業がそんな人物を採りにいくなら、従来の採用体系から外れた方法で確保するべきです。少なくとも、ハローワークには間違いなく、ほぼいないタイプの人材です。