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事業の内容で、起業での存続率が決まる!

2021/02/16

僕は起業して現在、2年目に突入しておりますが、同じように起業して2~3年の事業主さんから、販促ツール制作でご相談をいただく事があります。広告ツールの企画デザインは当社の仕事なので、メチャクチャ頑張りたいですが、ごくたまに、お仕事をお断りする時があります。

その理由ですが、「売れない物は、どうやっても売れない」っと思う時があるからです。当社の広報企画の限界と言いますが、そもそも論ですが、売れない物はどんなに素晴らしい広報物を作ってPRしても売れません。そこの限界は広告では変えられないんです。変えようとすると、嘘、紛らわしい広告になり、ジャロに訴えられます(笑)。

起業した事業の生存率は「どんな事業を選んだかで決まる」んです。国のデータでは起業後5年生存率が16~17パーセントで、10年生存率は6~7%と言われています。ただでさえ低い生存率ですから、最初の事業選びで失敗すると、もうね・・・即死ですよ。

僕はたまたま、社会に出た時から広告印刷物の世界にいたので、その業務で起業していますが、極端な話、起業前に過去の経歴とか一切無視して、どんな事業で起業するかを時間をたっぷりかけて考えても良いと思います。僕もそうですが、だいたいサラリーマンから起業すると、サラリーマンの時の仕事の延長で起業します。サラリーマンの自分を無かった事にして、起業する事業を決めてみると良いかもしれません。そうすると存続率は上がると思います。

更に、事業選びで失敗しなかったとして、次にハマる失敗原因が、起業家だけではなく中小企業もそうですが、「広告宣伝費も出さず、無料で売ろうとする 日和見主義」の姿勢です。統計では、中小企業の半分はWEBサイトすら持っていないんですよね。飲まず食わずでは人はいずれ死ぬ。と言うのと一緒で、広告・採用・教育に予算を割いていない会社は、いずれ倒産します。

事業を始めた時に、勤めていた所で広告についてなんか学んでいないし、なんなら辞めた会社からのご祝儀仕事をいただけたり、業務が紹介で入り、そのまま下請けに組み込まれて継続して、新規営業も広告もしない状態になったというパターンがありますが、結果として長期の安定した継続は難しいですね。これは真理ですが、安定した長期継続に、「下請け」って位置は反しますからね。起業した瞬間から、いずれ下請け脱却をする姿勢と計画は必要だと思います。

さて、起業する時の事業内容の決め方、決めた後の広告の必要性等、意外と疎かにすると致命傷になりかねないので、注意が必要ですね。