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AIが出たら仕事なくなるとか言うけど、自動化とAIは違うよ!

2022/07/30

最近、すぐAIが!AIが!とか言いますが、自動化とAIは違うんですよね。皆さん、チューリングテストってご存じですか(ググってください)? せめてね、AIというなら、チューリングテストをして、それに合格したのをAIと言って欲しいです。

ま、そんなAIが出てきている時代だから、人間の仕事が無くなって行くと、ここ数年うるさいですね~。ニュースや論文やら、僕の子供時代に見た「ノストラダムスの大予言」ばりにうさんくさいです。でも、ドキドキしちゃいますね。


【良く言われるAIが出てきたら、無くなる仕事】

あらゆる業務の事務員、受付業務、レジ係、工場作業員、銀行員、
あらゆる乗り物の運転手や配達員、郵便作業員、清掃員、
警備員、弁護士以外の士業


もうね。あ~はいはい、って思います。昔、僕のいた印刷業界は機械信仰が激しくて、自社での一貫生産に必死でした。全部内製化だぁ~!って感じです。でもね。今ってインターネットが発達したから、昔より簡単に繋がれるんです。

簡単に会社同士も繋がれるので、自社で抱えないといけない【中核業務】以外は、外注しよう!って動きの方が今は多いんじゃないですかね?そのための外注サービスも多いですよね。配送の倉庫も外注、事務職も外注、だから、会社の中を見ると、業務は減っているのは確かです。配送センターに社員はいらない、事務職で社員はいらない、外注してるから!ってことで、これってAIやなくてインターネットで繋がってるから、できてるんですよ。

自社に残さないとダメな【中核業務】ってなに?ですが、それは、

『競合と戦って勝つための仕事』


なんです。企業って常に戦ってますよね。競合と戦って勝ち残る事がずっと必要なんですが、そのための仕事って絶対に残りますし、そこは社内に必要です。なければ今は外注できます。だから、電通に比べれば、アリんこみたいに小物ながら、水嶋プロデュースの様な広告会社は無くならないです。しかも、事務とか配送センターの外注って、低価格での委託が売り文句ですが、僕らの広告企画は低価格じゃないです。

広告会社が廃れないのは、企業が戦ってかつために必要と言いましたが、まぁ、一万歩ぐらい譲って、広告会社も無くなるとして、それでも絶対にAIが出ても仕事が無くならない、完全に安全な職業といったら、もう経営者ですね。経営者の仕事は残るでしょうね。

そいういう意味なら、起業は若ければ若い程に有利ですし、サラリーマンの経験は、あればあるほど起業家にはマイナスになるし、長年の業界の知識もデメリットの方が多いと思います。要は、世間が騒ぐほどAIで仕事はなくならないし、どちらかというと自社の部署ごと外注できるので、自社以外の人材が低価格で請け負うから無くなりはしないです。で、競合と戦って勝つための仕事は、外注したとしても、低価格の請負は無いです。中には安売りしてますが、そんな広告企画じゃ、効果もないし競合にも勝てないです。

水嶋プロデュースは主に中小企業のPRをお手伝いしますが、中小零細はインターネットを使った集客手法に遅れています。この令和4年でも約半数がHPすら持っていないです。今でも足を使った営業や紹介で新規受注をとるスタイルですが、そんな会社同士の戦いで、どこかの中小の社長が、ネット広告での集客が有利と気づいて、いま、どんどんその動きが進んでいます。広告会社の仕事、競合と戦って勝つための仕事は、ますます必要とされるし、それはチューリングテストすら合格していないAIでは無理です。

AIで無くならないけど、低賃金になる仕事の一つには、例えば社内の経理事務とかですかね、どんなにバチッと経理をしても、それで競合に勝てない仕事ですからね。