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20社に得意先は分散~!下請・孫請は脱却しましょう

2019/04/18

倒産を経験する人って、そんな多くないと思います。僕も人生40年で、勤務先が倒産を1回経験したぐらいです(その後、起業しました)。会計士や金融機関に勤めている人なら、顧問先でそういう状況を見る事は多いと思います。

起業して、最初の10年間で9割以上が倒産するのが統計上の現実ですが、ほとんどの原因は、売上不振【お金が無くなって】で倒産します。帳簿上いくら黒字で儲かっていても、お金が無くなったら倒産です。

そこで、僕の様な中小零細企業としては、ぶっちゃけ、粗利率よりも粗利額!粗利額を重要視しなくてはいけません。粗利額が少ない大道パターンの1つが、『薄利多売』ですね。これ、中小零細がやると、簡単に倒産します。

薄利は駄目です!粗利額を残さないと会社潰れます。そのために、下請け・孫請けは脱却する事が重要になって来ます。直請けの顧客を増やし、得意先を20社以上に分散にしておく事です。20社に分散だと、1社の取引がなくなっても、5%の売上減で済みます。5%減で倒産はしないでしょう。

極端ですが、1社からの下請けに依存して、金額も親会社が決める、売上のほとんども、その1社からだと、何かあった時にどうなるか?そんな下請け、孫請けの会社で倒産すると、実際に僕は見た事ありますが、一家離散ですよ。悲惨です。

僕の様に、起業時の投資がほぼゼロ円とかの企画提案の業務だと、倒産も経験のうち~、とか言えるかもですが、それでも、しなくて済むなら経験したくないのが倒産です!もういやだぁ~!