僕は、２０年サラリーマンをやって、勤務先の倒産を機に起業しました。その後、中小企業の経営者が集まる団体に入り、サラリーマン上がりの素人経営は危険なので、ちゃんと先輩経営者さん達から、経営を学ぼうと思ったものの･･･ここで驚きの事実に気づかされます。

それは･･･中小企業の社長さん達って、「全員が（多分）社長となるべく教育を受けて、社長になっているわけではない」という事です！これ、サラリーマンだった僕には驚きでした！つまり、試行錯誤しながら、見よう見真似で経営をしているんですよ。

大企業だと幹部候補育成コースなどありますが、中小企業ってそこの「教育」は弱いです。逆に言えばそれが、２０年サラリーマンしていた僕が今更に起業しても、経営を今から学べば中小企業の世界なら生き残っていける！と確信した部分でもあります。

しかし、経営って難しいです。経営ド素人の僕が、手っ取り早くとっつきやすく、経営を学ぶには･･･ゲームが１番良かったです！例えば、起業直後にやったゲーム『レッド・デッド・リデンプション２』、これ発売が２０１８年？だったかな。当時はアメリカでも行列が出来てとか、ひと騒ぎあったようですが、僕が買ったのは２０１９年でした。

細かいゲームの話は割愛して、何がこのゲームで体感して学びになるかっていうと『市場の動きに会合わせ、変化できない企業は倒産する』って事なんですね。これ、経営戦略の書籍とかだと、『戦略の不備は、戦術レベルの成果を積み上げても挽回できない』って事になるんです。あとは有名な『ランチェスター戦略』、これにまっこうから逆行したらどうなるか？っていうのが体感できます。

僕が最期に勤務していた会社が、期せずしてこのゲームに出てきた通りの経営者でした。でも、これ、現実の中小企業だとよくありますよ。だって誰からも経営って習わないし、学ばないので･･･。現在、ＡＩが出てきたり（ほとんどが、ＡＩというより自動化ですが）、オンラインの発達とか、これまでのビジネスモデル、業務スタイルが通じなくなってきています。そこを、柔らか頭と柔軟な行動で適応していきたいなと、僕は思いました（アラフィフだけどできるかな♪）。